こんにちは!

兵庫県神戸市長田区の内科、田中診療所です。

ED治療薬を服用した後の行動によっては
副作用が発生し不調によるけがをしてしまう可能性があります。

そこで今回はED治療薬を服用した後に注意することを解説していきます。

治療薬を服用した後に注意すること5選!

ED治療薬を服用した後は以下の事項です。

・飲酒
・立ち仕事及び高所作業
・運転
・入浴・サウナ
・トレーニング

上記の行動は治療薬の効果持続時間が過ぎてから行うことを推奨しています。

飲酒

局所の血管を拡張する勃起改善薬の場合は服用後の飲酒を制限することを推奨しております。
元々、その副作用としてめまい、立ちくらみが挙げられるのですが発生頻度は0.1%~1.0%程度と
とても低くなっていますが飲酒をすることでこの頻度が増加する可能性があります。

勃起改善薬とアルコールよる血管拡張が起こり立ちくらみ、めまいが起きやすくなったり
症状が重くなったりしてしまいます。

立ちくらみやめまいは転倒などの外傷のきっかけとなりえないので非常に危険です。

上記の理由からED治療薬の服用後に飲酒は控えるべきであるといえます。

立ち仕事及び高所作業

前述した飲酒と理由が重複する部分はあるのですが
副作用として挙げられる「立ちくらみ・めまい」が発症する可能性がある状態で
長時間の立ち仕事をすることは転倒などのリスクがあり危険です。


また、高所作業においては転落につながる恐れがあります。
薬効効果がきれるまでは長時間の立ち仕事及び高所での作業は控えるべきでしょう。

運転

ED治療薬によりますが副作用として「彩視症」と呼ばれる症状が出る恐れがあります。

彩視症は視界が実際より青みがかって見えたり本来の色より濃く見えたりする
症状です。

発生頻度は極めて低く、薬効効果が収まると自然に改善されますが
車やバイク、自転車の運転時に症状が出ると非常に危険です。

信号や、標識の色が識別できず大きな事故につながりかねません。
上記の理由から薬効効果が収まるまでは運転は控えたほうが良いでしょう。

トレーニング

トレーニングに関しても副作用による「立ちくらみ・めまい」が契機の外傷の危険があるため
推奨していません。

トレーニングジムだとランニングマシンやバーベルなど使用中に立ちくらみを起こしてしまうと
危険な器具があるため副作用が起こる可能性がある時間は利用を避け、十分に時間が経過してから
利用しましょう。

入浴・サウナ

入浴・サウナは全身の血管が拡張するためED治療薬を服用していなくてもめまいや立ちくらみが起こりやすいので治療薬の副作用も重なり発症する確率が上がる可能性があります。

薬効効果が収まるまでは軽めのシャワーなどにしておくと良いでしょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回は治療薬服用後に控えるべき行動について発信しました。

ED治療薬には種類があり作用時間などそれぞれに特徴がございます。
例えば
バイアグラが4時間程度、レビドラが8時間程度、シアリスが36時間程度と
治療薬により作用時間が異なります。

田中診療所では
問診により自身の体の状態と生活リズムに合わせた処方をしておりますので
安心してご相談ください。